アートピース「Savanna Lounge」

MITTACAは、これまでになく斬新な香水を創造しました。
このアートピースは、Savanna Loungeのイメージを表現した作品。アーティストの興梠優護氏が、初めて硝子で手がけた、香水のアートです。

興梠 優護(Yugo KOHROGI)氏による、本作の解説:

光の屈折や、反射。硝子がもつ特徴を生かして、いつか創作を手がけてみたいと思っていました。
Savanna Loungeの香りを道標にしながら進めていったのですが、硝子に刃を当てている時、心地よい音を感じる瞬間があることに気づきました。その音を大切にしながら手を動かしていくことによって、本作の造形が仕上がったのです。
香りに音を足す、というイメージから生まれた作品です。

硝子作品の土台には、香水の液体色との調和を考慮し、淡い色味の蝋燭素材(ハゼの実からつくる木蝋)を選択しました。
作品本体に香水を注ぎ入れると、液体が浮遊するように製作しています。

興梠 優護 Yugo KOHROGI
http://oguy.jp/

1982年熊本県生まれ。2009年 東京藝術大学大学院美術研究科修了。人体のモチーフを軸に、光、色彩、視覚といった曖昧で移ろいゆくものに着目し、絵画性の拡がりを探る試みを行う。
主な展覧会に2023年「VOCA 2023」上野の森美術館(東京)、2022年「KYOTO STEAM 2022」京セラ美術館(京都)など。主なアーティストインレジデンスとして、スペイン、ブルガリアなど。