2026/04/20 16:51

立ち上がった当初は、個人でデザイナーとして活躍されている方々から原案をいただきながら、レザーアイテムを創作していった。その始まりのものがOvalである。ご自身でもブランドをされている中村享史さんと、ご紹介を通じて知り合い、対話を重ねながらクリエイションを進めていった。
中村さん自身、曲線の妙を巧みに取り入れる作風であることからMITTACAとの親和性も高く、いただいた案の中から、すぐに形にしたいアイデアを選出することができた。悠久の時間をかけて、自然界が描き出す「ネイチャーカーブ」。これをパターンとして具現化してみようという方向へと至る。
まず中村さんの手で立体造形物を製作いただき、そこから型紙を起こし、ブランドのマイスターによって実試作を行っていく。この時、革をシームレスに繋ぐのではなく、あえて逆反りにしていく技法を取り入れることにより、躍動感のある独特な表情が生まれた。
この独自の「Layer(レイヤー)」パターンをもとに、楕円形のショルダーバッグOvalが誕生した。その後、より大きなメッセンジャー型のCourier’s Ovalへと展開。今後もブランドの美意識、その側面の一つを表現するものとして、Layerパターンの作品を創造していきたいと思っている。